セーラー服を着る為にヒロが用意した女の子の可愛い
ショーツとブラジャーを身に着け僕はあこがれていた
セーラー服の前にとんでもないプレゼントを貰ったようで
表面上の恥ずかしさの裏はうれしさで満ち溢れていた。
『どう、初めてでしょ。ブラしたの。』
『やめてよ。恥ずかしいよ。』
ヒロは女の子の下着姿になった僕を鏡の前に立たせた。
『じゃあ、セーラー服で隠さなくっちゃね。』
ヒロはスカートを僕に穿かせた。何だか不安だ。
確かにショーツは見えなくなったけどヒロの短いスカートでは
安心できない。
ヒロはいつもこんな無防備なスカートで過ごしているのかと
思うと僕の脚は自然に内股になっていた。
『アキ、スカートも初めてでしょ。』
『うん。』
『ちゃんと内股して可愛く穿けてるじゃない。』
『そうなの。』
『それにアキって脚も細いしトシみたいに毛なんか生えてない
から女の子の脚だよ。見て私と変わらないでしょ。』
そう言ってヒロは僕の脚に自分の脚を並べて比べて見せた。
ヒロの脚は細くてきれいな脚だと僕も前から思ってた。
そんなヒロと変わらないという僕の脚は男性にしては軟弱で
あることを証明している。
『ウエストもピッタリね。アキって細いよね。女の子みたい。』
『そんなこと。』
『何よ。私が太いとでも言うの。』
『そんなんじゃ。』
『当たり前よ。私変な脂肪なんて付いてないし。アキが細すぎるのよ。
じゃあ、今度はアキの着たかったセーラー服よ。』
『そんなこと言ってないよ。』
『え、そうなの。じゃあやめる。』
ここにきてヒロの意地悪が始まった。
『そんな、ヒロ苛めないでよ。』
『ごめん。アキそんな泣きそうにならなくてもいいじゃない。
ちゃんと着せてあげるから。』
『もぅ、ヒロの意地悪。』
いつからか僕の口調は女の子のようになっていた。
そんな僕にヒロはセーラー服を着せてくれて前のファスナーを閉じた。
胸の前で結んでくれたスカーフはリボンを付けたように可愛かった。
ヒロは僕にソックスを穿かせて前髪を取りリボンの付いた可愛い
ゴムで束ねてくれた。
もともと女の子にも間違えられこともある僕がセーラー服を着れば
ごく普通に女の子に見えるのは不思議ではなかった。
『アキ、すごく可愛いわよ。ね、言ったでしょ、アキだったら
セーラー服似合うって。』
ヒロは再び鏡の前に僕を立たせてセーラー服姿になった
僕を見させた。
いつも校舎のベランダからセーラー服を着る女の子を羨ましく
眺めていた僕は今そのセーラー服を現実に着ている。
夢のようだがこれは現実だ。
そのうれしさに僕の頬は緩んだ。
『ねぇヒロ、これってホントに僕だよね。』
『そうよアキ。うれしい。』
『うん。』
僕はその瞬間押し殺していたうれしさが素直に言葉に出てしまった。
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